気になる注目キーワード

気になる注目キーワード #22年度診療報酬改定

全 121 件

【22年度診療報酬改定】慢性期入院医療について議論　入院医療分科会

「療養病棟入院料1、2」と25対1療養の役割の違いが鮮明に

2021-08-11

【概要】○「療養病棟入院料1、2」と経過措置適用の看護職員配置25対1病棟では、入院患者の特性や提供される医療の内容に違いがあることがデータなどから判明○「入院料1、2」では医療区分2・3該当患者割合が高く、1週間のリハビリテーション提供単位が約5単位であるのに対して、経過措置適用病棟は医療区分1該当患者が約半数を占め、約20単位のリハビリが実施されていた○2020年度改定で、中心静脈カテーテル挿入時の要件に患者・家族等への説明が追加されたことにより、約1割の施設で対象患者が変化。その内容では「中心静脈栄養以外が選択されるようになった」が最も多かった･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】HCUなどでの早期リハビリが論点に　入院医療分科会

入退院支援の評価なども議論

2021-08-11

【概要】○集中治療段階の早期リハビリテーションについて、厚生労働省は「早期離床・リハビリテーション加算」や「早期栄養介入管理加算」の算定対象外であるHCUやSCUなどでも取り組みが進んでいることを紹介○委員からはこれら加算の算定対象拡大を検討すべきとの声が上がった○入退院支援では、連携施設数が中央値以上の施設のほうが、そうでない施設よりも平均在院日数が短いことなどがデータで示された･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】「短期滞在手術等基本料2」の見直しが論点に　入院医療分科会

平均在院日数が2日を大幅に上回る対象手術も

2021-08-11

【概要】○「短期滞在手術等基本料2」（1泊2日）は、入院外の実施割合が高い手術や平均在院日数が2日を大幅に上回る手術が含まれる上、年間算定回数も数十回程度と少ないことから、見直しの必要性を指摘する声が多かった○「短期滞在手術等基本料3」（4泊5日まで）は、厚生労働省が在院日数が短く、算定点数のばらつきが少ない手術があるとして、4つの手術を代表例として提示○委員の多くは、在院日数が短く、治療法が標準化している手術は同基本料の対象に追加する方向で検討していくべきとの認識を示した･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】19年度改定後の消費税の補てん状況を把握へ

消費税分科会が調査実施を決定　11月に結果を報告

2021-08-06

【概要】○消費税率10％への引き上げに合わせて実施された2019年度の診療報酬改定で、医療機関・薬局の仕入に伴う消費税負担が適正に補てんされたかを検証する調査の実施が決定○医療経済実態調査と「レセプト情報・特定健診等情報データベース」のデータを使い、開設者別、病院機能別、入院基本料別などで補てん状況を分析する○結果は11月の中央社会保険医療協議会・総会に報告される予定･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】不妊治療の保険適用について審議　中医協・総会

既存技術等を保険給付対象と先進医療対象に選別

2021-07-27

7月21日の中央社会保険医療協議会・総会では、不妊治療の2022年4月からの保険適用についても審議し、今後、整理や検討が必要な課題や議論の進め方を確認した。不妊治療に用いられる医薬品や医療技術のうち、現時点で有効性・安全性が確認できたものは保険給付の対象に、確認できないものは先進医療での実施を念頭に、検討を進める。関係学会などからのヒアリングの場も設ける方針だ。･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】20年度改定検証調査の調査票案を了承　中医協・総会

かかりつけ医機能や働き方改革などで6調査、8月に実施

2021-07-16

中央社会保険医療協議会・総会は7月14日、「令和2年度（2020年度）診療報酬改定の結果検証に係る特別調査（2021年度調査）」の調査票案を了承した。20年度の調査に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を把握するための調査項目を設けたほか、医師の働き方改革に関する調査では、医師の勤務実態をより詳細に把握するため、超過勤務時間などの記入欄を追加した。･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】調剤報酬をテーマに議論　中医協・総会

同一敷地内薬局への対応を論点に追加を　有澤委員が要望

2021-07-16

中央社会保険医療協議会・総会は7月14日、調剤報酬について議論した。この中で、診療側の有澤賢二委員（日本薬剤師会常務理事）は、新型コロナウイルス感染症対応の調剤報酬上の特例の継続を求めるとともに、オンライン服薬指導の要件緩和に慎重な姿勢を表明。2022年度改定に向けた論点に、医療機関と同一の敷地内にある薬局（同一敷地内薬局）への対応強化を加えることも要請した。･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】自院一般病棟から地ケアへの転棟が再び論点に　入院医療分科会

回復期リハは心血管疾患リハ患者の追加を検討へ

2021-07-13

【概要】○診療報酬調査専門組織の入院医療等の調査・評価分科会は7月8日、回復期入院医療について議論○「地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料」のうち、「入院料2」の算定する施設は自院の一般病棟からの転棟割合が高い傾向。自院一般病棟からの転棟割合の分析では、減算措置の基準である6割（400床以上の入院料2、3の場合）を超える施設が半数程度あった○「回復期リハビリテーション病棟入院料」では、入院患者の要件への「心大血管疾患リハビリテーション」の対象患者の追加の是非が論点になりそう･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】22年度改定の主な検討内容を了承　中医協・総会3

9月に「意見の整理」を取りまとめ

2021-07-13

中央社会保険医療協議会・総会は7月7日、2022年度診療報酬改定に向けた一巡目の議論のテーマを了承した。今後、テーマごとに論点整理を進め、9月を目途に「意見の整理」をまとめる。その後は、より個別・具体的な検討を深める二巡目の議論に入る。･･･もっと見る

【22年度診療報酬改定】オンライン診療や外来機能の明確化など議論　中医協・総会2

診療側は対面診療原則の考えを改めて強調

2021-07-12

【概要】○オンライン診療などについて議論した7月7日の中央社会保険医療協議会・総会で、診療側委員は、初診をオンラインで行った場合も、その後は対面診療との組み合わせを必須化するなど、対面診療を原則とする基本方針を維持するべきだと主張○支払側は、オンライン診療の促進が現役世代の早期受診につながることに期待感を示し、厳しい要件設定で門戸を狭めることのないよう要請○かかりつけ医機能についても議論し、支払側から、「地域包括診療料」や「機能強化加算」など、かかりつけ医機能を評価する報酬の抜本的見直しを求める意見が出た･･･もっと見る