【23年度薬価改定】改定対象は乖離率4.375%超の品目で決着 薬価専門部会
不採算1,100品目の薬価を引き上げ、新薬創出等加算の特例も

【概要】○2023年度の薬価の中間年改定は、平均乖離率(7.0%)の0.625倍に相当する「乖離率4.375%」を超える品目を対象に実施することで決着○医薬品の安定供給確保とイノベーションに配慮した措…
記事検索
不採算1,100品目の薬価を引き上げ、新薬創出等加算の特例も
【概要】○2023年度の薬価の中間年改定は、平均乖離率(7.0%)の0.625倍に相当する「乖離率4.375%」を超える品目を対象に実施することで決着○医薬品の安定供給確保とイノベーションに配慮した措…
前期高齢者医療の財政調整、報酬調整の導入範囲は1/3で決着
社会保障審議会・医療保険部会は12月15日、医療保険制度改革に関する論点の整理をまとめた。出産育児一時金の引き上げ額は、当初の想定の47万円からさらに増額し、50万円に決定。出産育児一時金の費用負担…
次期改定の基礎資料として活用、結果報告は23年11月中旬
中央社会保険医療協議会・総会は12月14日、2024年度の次期診療報酬改定の基礎資料を得る目的で実施する「医療経済実態調査」の要綱や調査票を了承した。前回、コロナ禍における医療機関・薬局の直近の経営…
「紹介外来重点医療機関」の決定スケジュールにも影響か
厚生労働省は12月9日の「第8次医療計画等に関する検討会」に、病床機能報告と今年度から新設された外来機能報告の報告開始時期の延期について、これまでの経過や現状を説明した。報告事項のうち、診療実績を報…
予防計画と整合を図りつつ議論を継続、早期とりまとめを目指す
厚生労働省は12月9日の「第8次医療計画等に関する検討会」に、6事業目として新たに医療計画に位置づける新興感染症対応について、医療計画の記載内容案などを提示した。検討会は年内に意見書をまとめる予定だ…
改革実施で後期高齢者1人当たり平均保険料は年間5,300円増加
厚生労働省は12月9日の社会保障審議会・医療保険部会に、次期医療保険制度改革の主な検討課題について、見直しの方向性を提示した。制度改革による財政影響の試算も示し、▽出産育児一時金を引き上げ、費用の一…
安定供給確保のための対応、カテゴリーを限定する方向で概ね一致
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は12月9日、2023年度の中間年の薬価改定について議論を深めた。各側の対立は依然として続いているものの、焦点の一つである昨今の物価高騰や円安の影響への対応では、…
薬価調査結果を踏まえたヒアリングを実施 薬価専門部会
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は12月7日、薬価調査の速報値が出たことを受けて改めて関係業界から2023年度の中間年改定に関する意見を聴取した。業界は、物価高や円安の影響で製造コストや研究開発…
公民館等で医師常駐不要の診療所開設を容認 厚労省
オンライン診療の受診場所の拡大で、厚生労働省は12月5日の社会保障審議会・医療部会に具体案の骨子を提示した。医療資源の少ないへき地などに対象を限定し、公民館等の身近な場所にオンライン診療のための医師…
現行案は医師・患者双方の「手上げ方式」とは言えないとの意見も
社会保障審議会・医療部会は12月5日、前回に続き、「かかりつけ医機能が発揮される制度整備」について議論を深めた。特に医師からの書面交付などを通じて「かかりつけの関係」を確認する仕組みについては、保険…
前回調査から0.6ポイント縮小、後発品シェアは約79.0%
厚生労働省は12月2日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、2022年9月取引分を対象に実施した薬価調査の速報値を報告した。薬価と市場実勢価格の平均乖離率は約7.0%で、21年の前回調査と比べる…
ウイズコロナ移行で全世代社会保障構築の取組の加速を
財政制度等審議会は11月29日、「令和5年度(2023年度)予算の編成等に関する建議」をまとめ、鈴木俊一財務大臣に提出した。社会保障ではウイズコロナに移行する今のタイミングで、改めて給付は高齢者中心…
40年以降の生産年齢人口の減少見据えバージョンアップ
厚生労働省は11月28日の社会保障審議会・医療部会に、2025年以降の地域医療構想の進め方の案を提示した。25年以降は高齢者人口が減少局面に入り、生産年齢人口の激減が始まる40年頃を見据えた医療提供…
かかりつけ医機能の定義を法定化、医療機能情報提供制度を拡充
【概要】○厚生労働省は11月28日の社会保障審議会・医療部会に、かかりつけ医機能が発揮される制度整備の具体案を提示○医療機関が自院のかかりつけ医機能を報告する「かかりつけ医機能報告制度」を創設。都道府…
医療法人経営の見える化、働き方改革の確実な実施なども盛り込む
政府の全世代型社会保障構築会議は11月24日、論点整理(各分野の改革の方向性)をまとめた。医療提供体制では、かかりつけ医機能について、「医療機関、患者それぞれの手上げ方式とする」と明記した。 医療・…
ご提供する記事は、転送、複写、転載、引用、翻訳、要約、改変その他の方法により、私的利用の範囲を超えて使用することはできません。また、公的文書(資料)は出典元をご確認、明記のうえご利用ください。
※上記のご利用条件を遵守いただけない場合は、サービス提供を中止するとともに、著作権法に従い所要の措置を取らせていただくことがございますので、十分にご留意ください。
また、本サービスによって、貴社または貴社の顧客等が損害を被った場合でも、弊社は一切責任を負いません。
ご提供する記事は、転送、複写、転載、引用、翻訳、要約、改変その他の方法により、私的利用の範囲を超えて使用することはできません。また、公的文書(資料)は出典元をご確認、明記のうえご利用ください。
※上記のご利用条件を遵守いただけない場合は、サービス提供を中止するとともに、著作権法に従い所要の措置を取らせていただくことがございますので、十分にご留意ください。
また、本サービスによって、貴社または貴社の顧客等が損害を被った場合でも、弊社は一切責任を負いません。