【NEWS】社会保障関係費の伸びは3,500億円 21年度予算が閣議決定
自然増を中間年薬価改定などで1,300億円削減
政府は12月21日、2021年度予算案を閣議決定した。一般歳出のうち、社会保障関係費は前年度比0.4%増の35兆8,421億円。新型コロナウイルス感染症の影響による医療費の減少分を反映させた、社会保…
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自然増を中間年薬価改定などで1,300億円削減
政府は12月21日、2021年度予算案を閣議決定した。一般歳出のうち、社会保障関係費は前年度比0.4%増の35兆8,421億円。新型コロナウイルス感染症の影響による医療費の減少分を反映させた、社会保…
75歳以上の2割負担
後期高齢者医療を支える現役世代の負担は5年後に1.4兆円増―。保険財政上の喫緊の課題に対し、75歳以上の応能負担の強化に向け、一定所得以上の人の自己負担を2割に引き上げるというのが政府方針だ。最大の焦…
全世代型社会保障検討会議の決定受け 社保審・医療保険部会
社会保障審議会・医療保険部会は12月17日、前回に続き「議論の整理(案)」について意見を交わした。政府の全世代型社会保障検討会議の最終報告(改革の方針)を踏まえ、前回の案にはなかった後期高齢者の窓口…
新型コロナ特例で薬価削減幅を0.8%緩和 薬価改定骨子
中央社会保険医療協議会・総会は12月18日、2021年度薬価改定の骨子を了承した。焦点だった改定対象は、市場実勢価格と薬価の乖離率が5%を超える価格乖離の大きな品目とすることで決着。改定後薬価の算定…
厚労省検討会が医療計画見直しなどで報告書案を了承
厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」は12月14日、医療計画の5事業への「新興感染症等の感染拡大時における医療」の追加などを提言する「新型コロナウイルス感染症対応を踏まえた今後の医療提供…
上限規制導入の24年に向け、法改正などの環境整備を推進
厚生労働省の「医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会」は12月11日、論点整理をまとめた。医師の労働時間を短縮するために、タスク・シフト/シェアを進めるべき業務を、…
社保審・医療部会への報告経て法改正準備に着手
厚生労働省の「医師の働き方改革の推進に関する検討会」は12月14日、年間の休日・時間外労働の上限が1,860時間となるB、C水準対象医療機関の指定や、追加的健康確保措置の義務化と履行を確保するための…
改定品目の対象範囲などで意見は対立のまま
厚生労働省は12月14日に開かれた中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で、これまでの議論や関係業界のヒアリング結果などを踏まえて財政当局と協議を続け、次回の部会に2021年度薬価改定の骨子案を提示し…
施行は22年度後半、全世代型社会保障検討会議が最終報告
政府の全世代型社会保障検討会議は12月14日、最終報告書「全世代型社会保障改革の方針」をまとめた。政府・与党内で調整が続いていた後期高齢者の窓口負担引き上げでは、2割負担の対象を所得上位30%(厚生…
「外来機能報告」(仮称)などを創設へ
厚生労働省の「医療計画の見直し等に関する検討会」は12月3日、「外来機能報告」(仮称)の創設などを盛り込んだ「外来機能の明確化・連携、かかりつけ医機能の強化等に関する報告書(案)」を大筋で了承した。…
具体的制度設計は中医協で議論へ
社会保障審議会・医療保険部会は12月2日、紹介状なしでの大病院受診時定額負担で、厚生労働省が提案した義務化対象の拡大案を大筋で了承した。医療関係者は初・再診時の保険給付範囲を縮小するスキームに当初、…
新型コロナ禍でも前年度と同等の水準、今後の議論に注目
厚生労働省は12月2日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、2020年度薬価調査の速報値を報告した。それによると、薬価と市場実勢価格の平均乖離率は約8.0%だった。中間年の薬価改定の初年度となる…
次回、報告書案提示へ 社保審・医療保険部会
社会保障審議会・医療保険部会は11月26日、主に後期高齢者の窓口負担引き上げと、紹介状なしで大病院外来を受診した場合の定額負担義務化対象の拡大について、意見を交わした。後期高齢者の窓口負担では前回提…
新型コロナ対応の介護報酬上の臨時措置はあり得る
財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会は11月25日、「令和3年度(2021年度)予算の編成等に関する建議」をまとめた。21年度の介護報酬改定については、国民負担を増加させる環境にはないとプラス改…
製薬3団体は薬価改定実施に慎重姿勢を表明
2021年度の中間年の薬価改定について議論する、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は11月25日、関係業界から意見を聴取した。今回の薬価調査が新型コロナウイルス感染症の影響下という特殊な状況で実施…
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