【24年度診療報酬改定】「急性期一般1」の看護必要度等の見直し、公益裁定で決着
平均在院日数の基準は16日以内に短縮
中央社会保険医療協議会・総会は1月31日、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の評価項目と該当患者割合の基準値、「急性期一般入院料1」(急性期一般1)の平均在院日数の基準の見直し内容…
記事検索
平均在院日数の基準は16日以内に短縮
中央社会保険医療協議会・総会は1月31日、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の評価項目と該当患者割合の基準値、「急性期一般入院料1」(急性期一般1)の平均在院日数の基準の見直し内容…
「地域包括診療料・加算」等はリフィル処方箋対応などを要件に追加
2024年度診療報酬改定の個別改定項目案によると、外来医療では「特定疾患療養管理料」の対象疾患から生活習慣病を外すとともに、「生活習慣病管理料」の診療頻度に関する要件を緩和することを通じて「生活習慣病…
リハビリ、栄養管理、入退院支援、在宅復帰等を包括的に提供
厚生労働省が1月26日の中央社会保険医療協議会・総会に提示した、2024年度診療報酬改定の個別改定項目案で、高齢者の救急患者の受け入れ先として新設する「地域包括医療病棟入院料」は、一般病棟単位で届出を…
中医協・総会で短冊の議論がスタート
厚生労働省は1月26日の中央社会保険医療協議会・総会に、2024年度診療報酬改定の個別改定項目案(いわゆる短冊)を提示した。40歳未満の勤務医等の賃上げ対応のための「初・再診料」や「入院基本料」等の引…
後発品企業の安定供給への取り組みの評価を試行的に導入
中央社会保険医療協議会・総会は1月17日、2024年度の薬価制度、保険医療材料制度、費用対効果評価制度の見直し案を了承した。薬価制度の見直しでは、革新的新薬の評価では既存の「先駆加算」に準じた取り扱い…
高齢者の救急搬送、地ケアでの受け入れ対応は困難との意見も
中央社会保険医療協議会・総会は1月19日、2024年度診療報酬改定に関する公聴会を開催した。公募で選定された各立場の関係者が意見を発表。特に次期改定の最重要項目である高齢の救急搬送患者の受け入れ体制整…
入院等分科会が追加的加算の設定案を大筋了承
厚生労働省は医療関係者の賃上げのために基本診療料に上乗せ予定の加算を算定しても賃金増率が1.2%に満たない無床診療所などの救済措置として、追加的な加算を設ける案を1月17日の診療報酬調査専門組織・入院…
外来医療では生活習慣病の管理の見直しなどが重要課題
2024年度診療報酬改定に関する議論の整理では、外来医療について、生活習慣病の管理に関する評価の見直しや、かかりつけ医機能の評価である「地域包括診療料・加算」等について、介護サービスとの連携強化やリフ…
看護必要度は大幅な見直しを検討、公益裁定になる可能性も
中央社会保険医療協議会・総会が1月12日にまとめた、2024年度診療報酬改定に関する議論の整理によると、入院医療では病床の機能分化を一層促進する観点から、一般病棟などにおける「重症度、医療・看護必要度…
高齢者の救急搬送への対応で入院料の類型を新設へ
中央社会保険医療協議会・総会は1月12日、「令和6年度(2024年度)診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理」をまとめた。1月19日に開催予定の公聴会を経て、1月24日以降の総会から個別改定項目(いわ…
答申は2月上旬の見通し
武見敬三厚生労働大臣は1月12日、2024年度診療報酬改定について中央社会保険医療協議会に諮問した。答申にあたっては、診療報酬や薬価等の改定率を含む、24年度予算編成過程の大臣折衝事項や、改定の基本方…
診療側が基本診療料の引き上げ要求も、支払側は加算での評価を主張
中央社会保険医療協議会・総会は1月10日、医療従事者の賃上げについて議論した。看護職員や病院薬剤師をはじめとする医療関係職種に関しては、「初・再診料」と「在宅患者訪問診療料」に一律の加算を設定するとと…
ICUのSOFAスコア、該当患者割合10%以上を提案
1月10日の中央社会保険医療協議会・総会には、特定集中治療室(ICU)とハイケアユニット(HCU)用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の見直しに関するシミュレーション結果も報告された。ICU…
急性期一般1は2割が基準を満たせなくなる可能性も
厚生労働省は1月10日の中央社会保険医療協議会・総会に、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の評価項目や判定基準見直しなどに関するシミュレーション結果を提示した。評価項目の見直し内容…
利用勧奨に取り組む医療機関の評価などが論点に
中央社会保険医療協議会・総会は12月27日、医療DXについて議論した。マイナ保険証の利用勧奨に積極的に取り組む医療機関の評価や、オンライン資格確認等システムを通じて取得した情報の在宅医療への活用などが…
ご提供する記事は、転送、複写、転載、引用、翻訳、要約、改変その他の方法により、私的利用の範囲を超えて使用することはできません。また、公的文書(資料)は出典元をご確認、明記のうえご利用ください。
※上記のご利用条件を遵守いただけない場合は、サービス提供を中止するとともに、著作権法に従い所要の措置を取らせていただくことがございますので、十分にご留意ください。
また、本サービスによって、貴社または貴社の顧客等が損害を被った場合でも、当センターは一切責任を負いません。
ご提供する記事は、転送、複写、転載、引用、翻訳、要約、改変その他の方法により、私的利用の範囲を超えて使用することはできません。また、公的文書(資料)は出典元をご確認、明記のうえご利用ください。
※上記のご利用条件を遵守いただけない場合は、サービス提供を中止するとともに、著作権法に従い所要の措置を取らせていただくことがございますので、十分にご留意ください。
また、本サービスによって、貴社または貴社の顧客等が損害を被った場合でも、当センターは一切責任を負いません。