【23年度薬価改定】薬価下げ率の一律緩和には各側とも否定的 薬価専門部会
安定供給確保のための対応、カテゴリーを限定する方向で概ね一致

中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は12月9日、2023年度の中間年の薬価改定について議論を深めた。各側の対立は依然として続いているものの、焦点の一つである昨今の物価高騰や円安の影響への対応では、…
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安定供給確保のための対応、カテゴリーを限定する方向で概ね一致
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は12月9日、2023年度の中間年の薬価改定について議論を深めた。各側の対立は依然として続いているものの、焦点の一つである昨今の物価高騰や円安の影響への対応では、…
前回調査から0.6ポイント縮小、後発品シェアは約79.0%
厚生労働省は12月2日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に、2022年9月取引分を対象に実施した薬価調査の速報値を報告した。薬価と市場実勢価格の平均乖離率は約7.0%で、21年の前回調査と比べる…
ウイズコロナ移行で全世代社会保障構築の取組の加速を
財政制度等審議会は11月29日、「令和5年度(2023年度)予算の編成等に関する建議」をまとめ、鈴木俊一財務大臣に提出した。社会保障ではウイズコロナに移行する今のタイミングで、改めて給付は高齢者中心…
原価率上昇への対応の必要性は理解も、薬価引き上げには否定的
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は11月16日、2023年度の薬価の中間年改定について議論した。改定対象品目と既収載品目の算定ルールの適用範囲が主な論点だが、いずれにおいても支払側と診療側の対立…
物価高騰による製造コスト上昇への対応が必要との意見が大勢
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は11月9日、厚生労働省・医政局の「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」の議論の状況について説明を受けた。薬価専門部会は現在、2023…
コロナ関係の補助金、診療報酬上の特例の縮小・廃止を要求
財務省は11月7日の財政制度等審議会・財政制度分科会に、社会保障に関する資料を提出した。この中で同省は、医療費の伸びは新型コロナウイルス感染症拡大前の水準に回復しており、コロナ関係の補助金収入や診療…
医薬品安定供給・有識者検討会、業界ヒアリングなども踏まえて検討
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は10月5日、2023年度の薬価の中間年改定についての議論を開始した。新型コロナウイルス感染症が医薬品の流通に及ぼす影響や、後発医薬品の供給不安など課…
速報値の公表は12月初旬の見込み
中央社会保険医療協議会・総会は7月20日、2023年度の薬価の中間年改定に向けた薬価調査の実施案を了承した。21年度の中間年改定時の薬価調査と同様に抽出調査とし、販売サイドは全医薬品卸の営業所等の2/…
プログラム医療機器の評価方法の明確化など盛る
中央社会保険医療協議会・総会は1月19日、2022年度の保険医療材料制度の見直し案を了承した。内外価格差を是正するため、既収載品の再算定における外国平均価格の比較水準を厳格化するほか、プログラム医療…
分析プロセス等の見直しで評価結果の価格への速やかな反映目指す
中央社会保険医療協議会・総会は1月19日、2022年度に実施する医薬品、医療機器等の費用対効果評価制度の見直し案を了承した。費用対効果評価の結果がより速やかに価格に反映されるよう、分析プロセスの見直…
市場拡大再算定等は23成分・41品目が対象に
【概要】○中央社会保険医療協議会・総会は1月19日、次期薬価改定における薬価算定基準の改正案を了承○改正案には、▽「新薬創出・適応外薬解消等促進加算」の対象拡大、企業指標、企業区分の見直し▽原価計算方…
外国平均価格の算出方法は新規収載、再算定とも見直し
中央社会保険医療協議会・総会は12月22日、2022年度の保険医療材料制度改革の骨子を了承した。内外価格差の是正では、既収載品の再算定における外国平均価格の比較水準を新規収載品と同じ原則1.25倍に…
市場拡大再算定の連座制の除外期間は当初の3年から4年に修正
【概要】○中央社会保険医療協議会・総会は12月22日、次期薬価制度改革の骨子を了承○原価計算方式で算定された新薬で、製造原価の開示度50%未満の品目は、加算係数を0に引き下げ。市場規模予測が年間1,5…
薬価・材料は1.37%引き下げ 22年度予算大臣折衝
【概要】○12月22日の2022年度予算大臣折衝で、次回改定における診療報酬本体の改定率は全体でプラス0.43%に決定○内訳は、▽技術料の引き上げ分(0.23%)▽看護職員の処遇改善(0.20%)▽リ…
薬価専門部会が次期薬価制度改革の論点整理で業界ヒアリング
○次期薬価制度改革の論点整理に関するヒアリングで、関係業界は、原価計算方式で算定された新薬で、製造原価の開示度50%の加算係数を0にする案に反対姿勢を表明○市場拡大再算定の対象品目の類似品も薬価が下が…
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