【24年度診療報酬改定】調整幅や中間年改定をテーマに議論 薬価専門部会
中間年改定では実施に否定的な診療側と支払側の意見が対立
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8月30日、調整幅のあり方や中間年改定などについて議論した。この中で支払側は薬価と市場実勢価格の乖離額に着目した薬価改定の実現や、中間年改定時に適用する算定ルー…
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中間年改定では実施に否定的な診療側と支払側の意見が対立
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8月30日、調整幅のあり方や中間年改定などについて議論した。この中で支払側は薬価と市場実勢価格の乖離額に着目した薬価改定の実現や、中間年改定時に適用する算定ルー…
反対派の多くは制度の複雑化を懸念
社会保障審議会・介護給付費分科会は8月31日、地域密着型サービスの類型に訪問や通所系サービスを組み合わせた複合型サービスを新設することについて議論した。地域の実情に応じた柔軟なサービス提供を可能とす…
9月以降は個別課題の議論を掘り下げ
中央社会保険医療協議会・総会は8月30日、2024年度診療報酬改定について4月以降進めてきた一巡目の議論を整理した「令和6年度(24年度)診療報酬改定に向けた議論の概要」をまとめた。今後、改定の基本…
医療関係者は入院時食事療養費の引き上げなどを要望
社会保障審議会の医療保険部会と医療部会は8月24日と25日に相次いで開催され、2024年度診療報酬改定の基本方針に関する議論を開始した。フリーディスカッション形式で進められた両部会では、物価高騰や賃…
市場拡大再算定における類似薬の取扱い見直しなども要請
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8月23日、薬価算定組織から2024年度の薬価制度改革に関する意見を聞いた。算定組織はこの中で、「新薬創出・適応外薬解消等促進加算」(新薬創出等加算)の品目要件…
救急搬送後直接入棟、緊急入院は医療資源投入量が多いことが明らかに
【概要】○地域包括ケア病棟の入院経路別の分析で、救急搬送後直接入棟や緊急入院の患者は全患者に比べて医療ニーズが高く、医療資源投入量も多いことがわかり、診療報酬を手厚くするよう求める意見が示された○「短…
高齢救急搬送患者の急性期病床受入、評価項目が要因の可能性
【概要】○「急性期一般入院料1」の算定病床に入院する誤嚥性肺炎や尿路感染症等の75歳以上高齢者では、「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の「救急搬送後の入院/緊急入院を必要とする状態」(A項目)…
特養では配置医師不在時の緊急対応などが論点に
社会保障審議会・介護給付費分科会は8月7日、介護保険施設等と医療機関の連携強化や、各施設サービスなどについて議論した。医療機関との連携強化が施設共通の課題である一方、介護老人福祉施設(特養)は配置医…
価格調整の対象範囲見直しには医薬品・医療機器業界とも反対
中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は8月2日、医薬品と医療機器の関係業界から費用対効果評価制度の見直しに関する意見を聴取した。部会での論点の一つとなっている評価結果を踏まえた価格調整の対…
各側委員が長期収載品の薬価の追加的引き下げの厳格化を要求
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8月2日、後発医薬品と長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の薬価のあり方について議論した。国内企業においては、長期収載品から後発医薬品への置換えを加速し、長…
「小児かかりつけ診療料」の算定促進、周産期医療体制の再編などが論点に
中央社会保険医療協議会・総会は8月2日、小児と周産期の医療をテーマに議論した。「小児かかりつけ診療料」の算定促進や、周産期医療を担う医療機関の集約化、ハイリスク妊産婦への対応などが、2024年度の次…
薬価改定の施行時期は従来通り4月1日
中央社会保険医療協議会・総会は8月2日、診療報酬改定の施行時期について、2024年度改定から6月1日に2カ月後ろ倒しする厚生労働省の提案を了承した。これに合わせて材料価格改定の施行時期も6月1日に変…
プログラム医療機器は性質を踏まえて評価形式の整理を
中央社会保険医療協議会・保険医療材料専門部会は7 月26日、材料価格制度の見直しについて、保険医療材料等専門組織から意見を聞いた。プログラム医療機器の評価について専門組織は、用途や使用目的、使用形態…
敷地内薬局に厳しい対処求める意見も 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は7月26日、調剤についても議論した。医療機関と薬局の連携では、医療機関が提供を希望する情報と薬局が実際に提供している情報との間にギャップがあることが明らかになった。前回…
ICTによる業務効率化が必須との意見も
社会保障審議会・介護給付費分科会は7月24日、訪問系サービスの介護報酬上の評価について議論した。訪問介護と居宅介護支援では人材不足が深刻であることから、処遇改善に加え、ICTによる業務効率化などの必…
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