Q:遺言の方法・遺言の効果について教えて下さい。 A:【１】遺言の種類相続人以外の人に財産を残したり、相続人のうち特定の人に多くの財産を残す場合には遺言が必要です。 代表的なものとして次の２つの方法が…

Q:相続税の物納申請を取り下げて、金銭納付にできますか？ A:一定要件を満たしていれば金銭による即納または延納に変更できます。 物納を許可された後に申請によって、その撤回の承認を得ようとする場合には次…

Q:祖父の死亡後、まもなく父も死亡しました。相続税の軽減はあるのですか？ A:同一財産について１０年以内に２回以上相続があった場合には、相続税の負担を軽減するために相続税額から一定金額が差し引かれる相…

Q:２５年前の相続財産を今登記すると相続税がかかりますか？ A:事　例 ２５年前に死亡した父から相続した不動産について相続登記をしなかっために現在も父名義のままです。そこで、今回、私に名義変更しようと…

Q:受取人指定のない保険金はどのように相続されるのですか？ A:受取人指定のない保険金は原則として、均等の割合による取得によります。 生命保険金は受取人の財産であり、本来、相続財産ではありませんが、税…

Q:死亡後に支給が確定した退職手当金等はどのように相続されるのですか？ A:（１）被相続人の死亡後３年経過した後に支給が確定した退職手当金等は、相続人に対して所得税（一時所得）が課税されます。 （２）…

Q:内縁の妻や認知した子には相続分はあるのですか？ A:内縁の妻には相続権はありません。又、非嫡出子は認知されている場合には嫡出子の相続分の２分の１、認知されていない場合には相続分はありません。 内縁…

Q:親を侮辱した子供は相続人からはずせますか？ A:被相続人に対して虐待・侮辱等を加えたときには、推定相続人の廃除請求をすることが出来ます。 「遺留分を有する推定相続人が、被相続人に対して虐待をし、若…

Q:親子が同時に死亡した場合の相続分はどうなるのですか？ A:同一の危難に遭遇して、死亡の先後証明が不可能と判断される場合には同時死亡と推定します。（民法３２の２） 事　例 　夫Aは父甲と旅行中に列車…

Q:相続財産より引継ぐ借入金の方が多いときはどうしたらよいでしょうか。 A:相続税は、相続財産の評価額の合計額から引継ぐ借入金等の債務を控除した純資産に対してかかってきます。従いまして相続財産より債務…

Q:遺産分割ができないと相続税の負担は重くなるのでしょうか。 A:相続税は、各親族が相続叉は遺贈によって取得した財産の評価額に対してかかってくる為、相続財産が分割されていないと、各親族１人１人の相続税…

Q:相続財産の火災損失は申告前と申告後では取扱いが違うのですか？ A:相続財産のうち、災害を受けた財産が全体の１０％以上であるかをまず確認し、１０％以上であれば相続財産の評価減を行うことが可能になりま…

Q:生命保険金や退職金も相続税の課税対象となりますか。 A:相続税が課税される財産は、原則として民法に定める相続叉は遺贈により取得した財産（「本来の相続財産」）ですが、実質的に、これと同様の経済効果が…

Q:小規模宅地等の評価の特例について教えて下さい A:相続人の生活や事業を守る観点から、被相続人や親族が居住用もしくは事業用地等として使用していた宅地については、２００平方メートルないし４００平方メー…

Q:普通借地権や定期借地権はどのように評価しますか。 A:【１】普通借地権と底地土地の上に他人の建物が建っているときは、通常建物の所有者に借地権が生じます。その結果、相続税の土地評価の上でも、一つの土…