医療IT最前線 第90回
医療情報化支援基金の行方
◆医療情報化支援基金の創設現在、電子カルテの普及状況は、大規模、中規模病院の普及は進み、残すところは診療所と199床以下の小規模病院となっています。そのような電子カルテの普及状況を踏まえて、政府は、「…
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医療情報化支援基金の行方
◆医療情報化支援基金の創設現在、電子カルテの普及状況は、大規模、中規模病院の普及は進み、残すところは診療所と199床以下の小規模病院となっています。そのような電子カルテの普及状況を踏まえて、政府は、「…
監査・個別指導対策
◆監査・個別指導の増加最近、病院から監査や個別指導の相談が増えています。全国的に厳しくなってきている表れでしょう。監査や個別指導など指摘の多くが「カルテの記載漏れ」です。カルテの記事とコストがあってい…
働き方改革に向けた医療クラークの活用
◆残業を減らすためには現在、少子高齢化の影響から人手不足が深刻になりつつあり、今後さらに生産人口の減少が予想されています。そのような状況を受けて、政府は「働き方改革」を急ピッチに進めています。政府が進…
プラットフォームという考え方
◆プラットフォームとは?プラットフォームとは、「商品やサービスを提供する企業と利用者が結びつく場所」のことです。それを提供する会社を「プラットフォーマー」と呼びます。例えば、Amazonもプラットフォ…
安全にクラウドサービスを利用するためには?
◆相次ぐ自然災害を受けてクラウドバックアップが進む2011年の東日本大震災、最近では東日本での大型台風など、我が国は相次ぐ自然災害に見舞われています。災害によって、紙カルテや電子カルテが水没する事件が…
クラウドとサブスクリプションモデルとは何だろう
◆クラウドとは?医療の世界でも「クラウド」という言葉を、最近よく聞くようになりました。クラウドとは、正式にはクラウドコンピューティング(Cloud Computing)と言います。クラウドは日本語に訳…
キャッシュレス決済、診療所にも普及するか?
◆キャッシュレス・消費者還元事業政府は2019年10月の消費税の8%から10%への引き上げに際して、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を利用した消費者に対し、購入額の5%あるいは2%分をポイント…
在宅医療における多職種間の情報共有
◆多職種間の情報共有が最重要在宅医療では、自宅や介護施設にいながら療養している患者さんをサポートすることになり、入院医療で提供している定期的な診察や検査、看護、介護、リハビリテーションなどを出張して行…
医療情報化支援基金
◆2010年に医療分野でクラウド解禁医療の世界では、2010年に厚労省が出した「電子カルテの外部保存に関する通知の一部改正」の通知により、これまで医療機関あるいは医療機関に準ずる場所(医師会や自治体)…
クリニック経営における「マーケティング」と「マネージメント」(2)
◆理念やクレドを掲げる前回の続きですが、ネットやスマホの普及に伴いホームページが大切になっています。また、最近ではホームページ上に、クリニックの考え方(大切にしていること)を伝えるために、「理念」や「…
クリニック経営における「マーケティング」と「マネージメント」(1)
クリニック経営の根幹は「患者をどう集めるか」、そして「患者にどう満足していただくか」にあります。そのためには、マーケティングとマネージメントの2つの視点で考えることが大切です。◆マーケティングとは何か…
電子カルテの買い替え(2)
電子カルテの買い替えを勇気をもって決断したとしましょう。しかしながら、次のメーカーも結局同じことが起きるかもしれません。そうならないためにはあらかじめ、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ポイン…
電子カルテの買い替え(1)
電子カルテが誕生して20年が経とうとしています。診療所の普及率も4割を超え、電子カルテの導入は当たり前の時代となりました。また、2010年の医療分野のクラウド解禁以来、クラウドタイプの電子カルテが出現…
クリニックにおける受付業務の自動化
◆最近、受付に人を見かけなくなった日常生活の中で、ここ最近めっきり人がいなくなった部門があります。それは「受付」です。たとえば、駅の自動券売機や銀行のATM、そしてラーメン屋の食券機と、どんどん受付は…
医療分野における生産性向上のためのRPAの可能性
◆生産性向上の手段として、RPAに注目少子高齢化が進む我が国において、労働人口の減少が大きな問題となっています。そのため、労働力の有効活用や生産性を向上させるための方策が議論されており、従来よりも少な…
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