2012年度診療報酬改定の意図するもの―[3]一般病棟入院医療
2025年に向けて「7対1」を中心とした一般病棟再編、将来は全一般病棟に重症度・看護必要度必須か
2010年改定により救急医療の再建産科・小児科医療の充実に一定の効果今回は主に、2012年診療報酬改定の一般病棟や急性期の入院医療に関する項目を取り上げたいと思う。まずは、3月18日に東京で開催された…
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2025年に向けて「7対1」を中心とした一般病棟再編、将来は全一般病棟に重症度・看護必要度必須か
2010年改定により救急医療の再建産科・小児科医療の充実に一定の効果今回は主に、2012年診療報酬改定の一般病棟や急性期の入院医療に関する項目を取り上げたいと思う。まずは、3月18日に東京で開催された…
2025年は「在宅医療が主流」の時代が到来、在支病届出が中小病院の生き残り策に
25年には在宅医療利用者を1.4倍に機能強化型在支診・在支病の登場今回の診療報酬改定では、約5500億円の財源のうち約1500億円が「在宅医療の充実」に重点配分された。厚生労働省は『社会保障と税の一体…
『社会保障と税の一体改革』の議論が色濃く反映、地域医療全体の機能分化と再編を誘導
1500億円が在宅医療に重点配分2025年大改革への「道筋」示す改定「2012年診療報酬改定」の全貌が明らかになった。今回の改定は2000年に公的介護保険制度が導入されてから二度目となる介護報酬との同…
病院が経営主体で運営することにより、医療機関・患者の「選択肢」が拡がっていく
同時改定で「在宅療養協力診療所」と「在宅療養後方支援病院」が新設目前に控えた2012年度診療報酬・介護報酬同時改定の概要が、徐々に明らかになりつつあるが、詳細が明らかになった段階で、改めて本欄で同時改…
「一方向型」から、双方向の「循環型」へ、疾患ごとに動き出した地域連携パス
2010年診療報酬改定で地域連携パスの評価が拡大厚生労働省は地域連携パスを巡る評価として、最初に2006年診療報酬改定で、熊本市地域でいくつかの医療機関が採用していた地域連携パスをモデルに、「地域連携…
次回改定は2025年大改定への助走か!?
地域医療再生基金の使われ方に言及 地域特性の適正な評価を要望民主党参議院議員で医師の梅村聡氏が主催する医療政策研究会は9月23日、現役の中医協委員5名を講師として迎えた「医療フォーラムIN大阪~201…
目標に向けて組織一丸となった取り組みが、アイデアを生かした新機軸・成功のカギ
病医院企画広報プランナーの養成や、医療機関の広報活動の支援を行ってきた日本HIS研究センターは、10月16日、群馬県高崎市で「第15回病院広報事例発表会」を開催した。同発表会では筆者も審査員の末席を汚…
まだ十分ではない医療機関のインフラ整備 「医療の平等性」原則が本格進出のネックに
新成長戦略の「観光立国の推進」で医療ツーリズムが注目集める鳩山前総理時代の国家戦略室を中心に「成長戦略策定会議」が開催されるようになり、2009年6月、『新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~』を…
欠かせない専門家によるメンタル・サポート体制、「退職の連鎖」を防止するストレスのない環境づくり
過重労働やパワハラで病院職員のメンタル不調が増加、民事裁判も筆者が医療専門雑誌の編集者をしていた4年ほど前に、取材で「過労死110番」の世話人を務めている弁護士の川人博先生を取り上げさせていただいたこ…
NPOレベルでの特色ある認証・評価に着目、第三者評価も「総論」から「各論」の時代へ
97年から始まった病院機能評価認定病院数は横ばいか減少傾向米国のJCAHOに倣って1995年に病院の第三者評価機関として設立され、97年より病院機能評価事業を実施している公益財団法人日本医療機能評価機…
フードサービス部門が「食」の付加価値を創出 病院経営の活性化やステータス向上にも貢献
ホテルの世界では著名シェフが経営に参画しGM的な役割を筆者は前職である医療系出版社の編集者時代に、主に病院栄養士やフードケータリングサービス企業の栄養士・調理師等を読者対象とする専門雑誌の編集長を、数…
医療崩壊を招きかねない消費税増税 「損税」問題の解消に緊急の対応を!
東北地方太平洋沖地震以後着地点の見えない消費税の議論筆者も理事の末席を汚している『NPO法人 公的病院を良くする会』では、消費税が増税された場合の医業経営への影響を懸念し、10年10月に「消費税」をテ…
病院独自の本格的な経営管理「人財」の養成、事務系職員のキャリア・パス確立を目指す
コンピテンシーをベースにした教育・育成システムの重要性病院の人材育成は「定着」があってこそ成り立つものだが、人材の定着もコンピテンシーをベースとした教育・育成システムなしには不可能な時代となっている。…
患者の医療費負担の重さが最大の問題、多職種「協働」が在宅医療普及のカギ
診療報酬の経済誘導で在宅医療の機能分化が加速ここ数年、様々な位相で在宅医療に関する政策誘導が促進されてきた。有識者や専門家の中にも「病院での延命治療よりも、在宅での看取りこそが、真に終末期・高齢患者の…
「連携」を深化させ「統合」への道探る中小民間病院、日本型統合ヘルスケアネットワークの可能性
全都道府県平均・救急患者3回以上“たらい回し”の割合は約3.60%筆者は最近、人口減少と高齢化が著しく進行する地方都市の医療施設や、地域医療の実態を取材する機会が多い。医療現場を探ってみると、厚生労働…
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