注目! 【22年度診療報酬改定】22年度改定に関する意見書を厚労相に提出 中医協
診療報酬改定率は中医協の審議を踏まえた適切な設定に

中央社会保険医療協議会は12月10日、2022年度診療報酬改定に関する意見書をまとめ、後藤茂之厚生労働大臣に提出した。予算編成過程における診療報酬改定率の決定に際しては、中医協での審議内容を十分勘案…
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診療報酬改定率は中医協の審議を踏まえた適切な設定に
中央社会保険医療協議会は12月10日、2022年度診療報酬改定に関する意見書をまとめ、後藤茂之厚生労働大臣に提出した。予算編成過程における診療報酬改定率の決定に際しては、中医協での審議内容を十分勘案…
後発医薬品使用割合は81.7%
厚生労働省は11月30日、「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」(2021年度7月)を公表した。それによると21年7月の調剤医療費は6,472億円(対前年度同期比1.6%)、後発医薬品の使用割合は…
時短計画を踏まえた要件見直しや対象施設拡大が論点に
【概要】○中央社会保険医療協議会・総会は12月8日、働き方改革の推進について議論。「地域医療体制確保加算」では、▽産科救急・小児救急・精神科救急医療の実施医療機関への対象拡大▽「医師労働時間短縮計画(…
支払側はプラス改定に反対、薬価改定財源の国民への還元を提言
中央社会保険医療協議会の各側委員は12月8日の総会に、2022年度診療報酬改定に関する意見を提出した。支払側は、診療報酬本体を引き上げる環境にはないとして、配分の見直しに主眼を置いた改定の実施を提案…
分割調剤の推進では、日医と日薬の意見に相違
【概要】○12月8日の中央社会保険医療協議会・総会で、支払側は「後発医薬品使用体制加算」等について、費用対効果が見合っていないことなどを理由に段階的廃止を提言。診療側は後発品の供給問題などで医療機関、…
2020年度改定結果検証特別調査の結果まとまる
【概要】○12月1日にまとまった2020年度診療報酬改定検証調査のうち、医師の働き方改革等に関する調査では、「地域医療体制確保加算」などの届出施設のほうが、届出のない施設よりも、医師の勤務状況が改善し…
コロナ特例は継続の方向で概ね一致
【概要】○中央社会保険医療協議会・総会は12月3日、感染症対策などについて議論。新型コロナウイルス感染症関連の診療報酬上の特例については、内容を精査した上で必要な項目は継続する方向で概ね一致○「感染防…
診療側は診療報酬本体のプラス改定は必須と主張
中央社会保険医療協議会の各側委員は12月3日の総会で、医療経済実態調査に関する見解を述べた。支払側は、医療機関や薬局の経営状態は、単月調査の結果をみると、前回の診療報酬改定や新型コロナウイルス感染症…
医科、歯科、調剤を合わせた全体の補てん率は103.9%
【概要】○厚生労働省が12月2日の診療報酬調査専門組織・医療機関等における消費税負担に関する分科会に報告した、消費税負担の補てん状況調査の結果によると、2020年度の医科、歯科、調剤を合わせた全体の補…
充実した急性期入院医療の提供を手厚く評価する方向では一致
【概要】○「急性期一般入院料1」の届出医療機関で、手術や化学療法、救急医療、他の医療機関との連携、退院支援など、急性期入院医療に求められる機能が充実した医療機関をより手厚くする方向性は各側とも概ね了承…
診療報酬上の評価は今後、中医協・総会で議論へ
【概要】○初診からのオンライン診療に関する規定を新たに盛り込んだ、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の改訂案が11月29日、厚生労働省の検討会で大筋了承された○初診からのオンライン診療を実施で…
院内薬局に準じた評価を求める意見も
中央社会保険医療協議会・総会は11月26日、調剤報酬についても議論した。医療機関と不動産取引等で特別な関係にある、いわゆる敷地内薬局の扱いでは、対応を厳格化する方向で各側の認識が一致。医療機関の院内…
診療側は対象医療機関の限定を要請
【概要】○中央社会保険医療協議会は11月26日の総会で、▽データ提出▽検査値データのレセプト請求への活用―などを議論○データ提出では、外来、在宅、リハビリテーションについて、患者の病態や実施した医療の…
急性心筋梗塞等の診断群分類は発症からの日数でさらに区分を
【概要】○中央社会保険医療協議会・総会は11月24日、DPC/PDPSと「短期滞在手術等基本料」を議論○DPC/PDPSでは、▽手術が定義されていない診断群分類では入院元の違いで診断群分類を分ける▽急…
コロナ補助金で黒字化を保つ状況浮き彫りに
【概要】○11月24日に公表された医療経済実態調査によると、一般病院の2020年度の1施設あたり損益率は▲6.9%となり、19年度の▲3.1%から赤字が拡大するも、新型コロナウイルス関連の補助金を含め…
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