【24年度診療報酬改定】敷地内薬局、グループ全体の評価を一律に引き下げ
「特別調剤基本料」を引き下げる従来手法からの転換を提案 厚労省
中央社会保険医療協議会・総会は11月29日、調剤報酬について議論した。この中で厚生労働省は敷地内薬局への対応について、個々の薬局の調剤基本料を引き下げるこれまでの手法を改め、敷地内薬局を持つ薬局グル…
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「特別調剤基本料」を引き下げる従来手法からの転換を提案 厚労省
中央社会保険医療協議会・総会は11月29日、調剤報酬について議論した。この中で厚生労働省は敷地内薬局への対応について、個々の薬局の調剤基本料を引き下げるこれまでの手法を改め、敷地内薬局を持つ薬局グル…
「地域包括診療料・加算」における研修受講の要件化で賛否
中央社会保険医療協議会・総会は11月29日、認知症への対応をテーマに議論した。この中で厚生労働省は、かかりつけ医機能を評価する「地域包括診療料・加算」で認知症に関する研修の受講を要件化することや、入…
医業経営は堅調とする支払側に対し、診療側は危機感を訴え
中央社会保険医療協議会の支払・診療の各側委員は12月1日の総会に、「第24回医療経済実態調査」の結果報告についての見解を提出した。それぞれ独自の分析結果を示した上で、支払側は医療機関・薬局の経営は総…
厚労省が薬価・材料価格調査速報値を報告
厚生労働省は12月1日の中央社会保険医療協議会・総会に、薬価調査及び材料価格調査の速報値を報告した。市場実勢価格との平均乖離率は薬価が約6.0%、特定保険医療材料価格が約2.5%。薬価は2023年度…
早期退院を評価する新点数設定方式も提案
中央社会保険医療協議会・総会は11月24日、DPC/PDPSの見直しや、長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の保険給付範囲の見直しについて議論した。DPC/PDPSでは厚生労働省が、DPC対象病…
「一般名処方加算」等の特例の存続では賛否が分かれる
厚生労働省は11月22日の中央社会保険医療協議会・総会に、リフィル処方箋の利用促進策として、かかりつけ医が患者にリフィル処方箋を患者に周知した場合や、生活習慣病患者にリフィル処方箋を発行した場合を新…
中心静脈栄養への上限日数設定も論点に
中央社会保険医療協議会・総会は11月22日、慢性期入院医療について議論した。療養病棟では現在は3分類の医療区分について、患者の特性や提供する医療の内容がより適切に反映されるように9分類に精緻化するこ…
国公立病院は大幅な赤字 医療経済実態調査
厚生労働省は11月24日の中央社会保険医療協議会・調査実施小委員会に、医療経済実態調査の結果を報告した。2022年度の1施設当たり損益率(介護収益・費用含む)は、一般病院▲6.7%、精神科病院▲4.…
診療所過剰地域における1点当たり単価引き下げも要求
財政制度等審議会(財務大臣の諮問機関)は11月20日、「令和6年度(2024年度)予算の編成等に関する建議」をまとめた。24年度の診療報酬改定について、診療所の報酬単価を5.5%程度引き下げ、診療報…
支払側は「地域医療体制確保加算」の廃止、診療側は処遇改善財源の手当を要望
11月15日の中央社会保険医療協議会・総会では、医療従事者の働き方改革についても議論した。医師の働き方改革では「地域医療体制確保加算」の届出施設で年間の時間外労働がA水準(960時間)を超える医師が…
回リハは運動器リハの上限単位数設定などが論点に
中央社会保険医療協議会・総会は11月15日、回復期入院医療について議論した。地域包括ケア病棟では「地域包括ケア病棟入院料」(入院医療管理料含む)への逓減制導入が、回復期リハビリテーション病棟では第三…
マイナ保険証の認知度の低さが改めて浮き彫りに
中央社会保険医療協議会・総会は11月10日、2022年度診療報酬改定の結果を検証した特別調査(23年度調査)の結果を了承した。マイナ保険証に関する調査では、マイナ保険証の利用に対応した医療機関・薬局…
患者自己負担引き上げの方針を確認 社保審・医療保険部会
社会保障審議会・医療保険部会は11月9日、入院時の食費と薬剤自己負担の見直しについて議論した。このうち入院時の食費については、昨今の食材料費や光熱水費の高騰を踏まえ、患者自己負担額の引き上げを検討す…
かかりつけ医機能関連報酬や併算定ルールの整理が課題に
中央社会保険医療協議会・総会は11月10日、かかりつけ医機能などについて議論した。厚生労働省はこの中で、かかりつけ医機能に関連した「地域包括診療加算」、「機能強化加算」、「外来管理加算」などの併算定…
「急性期一般1」の平均在院日数の基準厳格化も論点に
中央社会保険医療協議会・総会は11月8日、急性期入院医療について議論した。急性期病棟では高齢患者の増加や、誤嚥性肺炎のような高齢者には日常的な疾患で救急搬送された高齢者を受け入れている実態があること…
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