注目! 【24年度診療報酬改定】費用対効果評価制度の見直しで業界ヒアリング
価格調整の対象範囲見直しには医薬品・医療機器業界とも反対
中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は8月2日、医薬品と医療機器の関係業界から費用対効果評価制度の見直しに関する意見を聴取した。部会での論点の一つとなっている評価結果を踏まえた価格調整の対…
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価格調整の対象範囲見直しには医薬品・医療機器業界とも反対
中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は8月2日、医薬品と医療機器の関係業界から費用対効果評価制度の見直しに関する意見を聴取した。部会での論点の一つとなっている評価結果を踏まえた価格調整の対…
各側委員が長期収載品の薬価の追加的引き下げの厳格化を要求
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は8月2日、後発医薬品と長期収載品(後発医薬品のある先発医薬品)の薬価のあり方について議論した。国内企業においては、長期収載品から後発医薬品への置換えを加速し、長…
「小児かかりつけ診療料」の算定促進、周産期医療体制の再編などが論点に
中央社会保険医療協議会・総会は8月2日、小児と周産期の医療をテーマに議論した。「小児かかりつけ診療料」の算定促進や、周産期医療を担う医療機関の集約化、ハイリスク妊産婦への対応などが、2024年度の次…
薬価改定の施行時期は従来通り4月1日
中央社会保険医療協議会・総会は8月2日、診療報酬改定の施行時期について、2024年度改定から6月1日に2カ月後ろ倒しする厚生労働省の提案を了承した。これに合わせて材料価格改定の施行時期も6月1日に変…
プログラム医療機器は性質を踏まえて評価形式の整理を
中央社会保険医療協議会・保険医療材料専門部会は7 月26日、材料価格制度の見直しについて、保険医療材料等専門組織から意見を聞いた。プログラム医療機器の評価について専門組織は、用途や使用目的、使用形態…
敷地内薬局に厳しい対処求める意見も 中医協・総会
中央社会保険医療協議会・総会は7月26日、調剤についても議論した。医療機関と薬局の連携では、医療機関が提供を希望する情報と薬局が実際に提供している情報との間にギャップがあることが明らかになった。前回…
ICTによる業務効率化が必須との意見も
社会保障審議会・介護給付費分科会は7月24日、訪問系サービスの介護報酬上の評価について議論した。訪問介護と居宅介護支援では人材不足が深刻であることから、処遇改善に加え、ICTによる業務効率化などの必…
「感染対策向上加算」の施設基準の見直しが論点に
中央社会保険医療協議会・総会は7月26日、感染症への対応について議論した。新興感染症対策では、「第8次医療計画」における医療機関との協定の枠組みと整合が取れるように「感染対策向上加算」の施設基準を見…
共連れルールの「類似品」の取扱いが論点に
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は7月26日、再算定や薬価改定時の加算といった薬価収載後の新薬の評価について議論した。市場拡大再算定時に薬理作用類似薬も対象になる、いわゆる「共連れルール」では厚…
高齢化などに伴う自然増は5,200億円
政府は7月25日の閣議で、2024年度予算の概算要求基準を了承した。年金・医療などの社会保障費は、23年度の当初予算額に高齢化などに伴う自然増として5,200億円を加算した額の範囲内で要求する。その…
回リハにおける入退院支援の促進も重要論点
7月20日の診療報酬調査専門組織・入院・外来医療等の調査・評価分科会は、入退院支援についても議論した。入院料別で入院患者の特徴が異なることを考慮した入退院支援のあり方や、「回復期リハビリテーション病…
届出をしていながら入院での実施が大半の施設も存在
診療報酬調査専門組織・入院・外来医療等の調査・評価分科会は7月20日、がんの外来化学療法についても議論した。「外来腫瘍化学療法診療料」の届出をしていながら、ほぼ全ての化学療法を入院で行っている病院が…
「特定疾患療養管理料」と「生活習慣病管理料」の棲み分けが課題
診療報酬調査専門組織・入院・外来医療等の調査・評価分科会は7月20日、外来医療などをテーマに議論した。かかりつけ医機能として期待される高血圧症、糖尿病、脂質異常症の患者の治療管理では、「特定疾患療養…
費用対効果評価を踏まえた価格調整範囲の見直しが論点に
中央社会保険医療協議会・費用対効果評価専門部会は7月12日、費用対効果評価専門組織から制度の見直しに関する意見を聞いた。専門組織が提示した見直し案が概ね了承されたが、費用対効果評価の結果を踏まえた価…
ドラッグ・ラグ/ロスの解消、薬価上の対応だけでは困難との指摘も
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は7月12日、次期薬価制度改革に向けた各論の議論に入った。この日のテーマは、新薬におけるイノベーションの評価。ドラッグ・ラグ/ロスの解消策が主な論点になったが、複…
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